
リーダー選考不合格から
リーダー研修生に逆転抜擢!
明るさ、ポジティブさ、行動力で
”ライフデザインイズムの象徴“としてMVP受賞
大嶺碧
児童福祉事業部に所属。児童発達支援SOU FIRST牧港で保育士として活躍中。
大学卒業後、4年間保育園に勤務しながら保育士資格を取得。2023年1月、式会社ライフデザインにパートとして入社、2024年正社員に。同年夏に開催されたリーダー選考では惜しくも不合格となるが、現場での実力を認められてリーダー研修生に抜擢された。LD AWARD2024でMVP受賞。「明るさ、素直さ、ポジティブさはライフデザインイズムの象徴」と評される。
ライフデザインは残業なし、持ち帰りの仕事なし、休憩時間あり!
LD AWARD2024でMVPの大嶺さんのお話が聞けるということで楽しみにしてきました。
ありがとうございます。賞をいただいた直後はものすごく悩んでたんですけど(笑)
そうなんですか?のちほどじっくりお聞きしたいと思います!まずは大嶺さんの経歴などをお聞きしますが、保育士と社会福祉士の資格を持っていらっしゃいますね。福祉系の大学を卒業されたのですか?
いいえ、全然関係なくて法学部でした。
では、どうして福祉の道へ?
大学時代にエイサーのサークルに所属していたんですが、サークルで福祉施設に出向いてエイサーを教えたりする機会がありました。そこで福祉に興味を持って保育園に就職しました。そこで働きながら保育士の資格を取って、次に社会福祉士の取るために専門学校に通い始めました。
専門学校に行ったんですね。
もともと、大学を卒業するときには福祉全般に興味がありました。その中でたまたま声をかけていただいたのが保育園だったんですが、「福祉のお仕事をあまり知らないな」とはずっと思っていて、専門学校に行ったら福祉に関わるいろんな人に会えるのかなと期待して専門学校に行きました。
その専門学校に行っているときにライフデザインに入社されたんですね。最初はパートだったとか?
そうです。夜間に専門学校に行っていたので、学校に合わせて時間の都合がつく仕事を探していました。最初は時間の調整ができれば福祉の仕事じゃなくてもいいと思っていたんですが、たまたまIndeedで見つけたライフデザインが一番時給が高かったんです(笑)
時給大事ですよね!ライフデザインはパートも他社に比べて時給が高いんですか?
断然高いです!保育士の資格を持っていたので資格手当も高くて。
実際に入社してみて、その前に働いていた保育園と比べて違いはありましたか?
180度、全然違いました!まず職員の考え方が違っていて、保育園ではボランティア精神で働くのが当たり前。残業するのも当たり前、事務作業は持ち帰って家でやるものだと思っていました。
それはたいへんですね。
ライフデザインでは残業もないし、持ち帰りの仕事もないし、ちゃんと休憩もとっていい。当たり前だと思うんですけど、それが当たり前にできることがすごく魅力的でした。
正社員になったのもそのあたりが理由でしょうか?
それもありますが、専門学校でいろんな福祉関係の人のお話を聞く中で児童分野が自分に一番向いていると思うようになったのと、やっぱりライフデザインが一番楽しいと感じたことが大きいです。自分から児童発達支援管理責任者の方に「正社員募集してますか」と聞いて、正社員になりました。
児童10名強に対してスタッフ6〜7名で課題に取り組む
今は児童発達支援SOU FIRST牧港の保育士且つ現場リーダーとしてお仕事されていますね。1日の流れを教えてください。
児童発達支援は8:00~17:00が基本ですが、私は8:30出社にしてもらっています。10時に子どもたちが来るまでは事務作業、子どもたちが来たらずっと療育です。保育士として課題を受け持ったり、食事の介助やお手洗い、着替えのお手伝いや子どもたちと一緒に遊んだり。夕方に送迎に出て、帰ってきたら事務作業をして退勤します。
- 8:30
-
始業
1日の予定を確認
- 9:00
-
ミーティング
- 10:00
-
児童の療育
- 11:30
-
休憩
- 12:30
-
児童の療育
- 16:00
-
児童の送迎
- 17:00
-
事務作業
- 17:30
-
業務終了
以前勤めていらっしゃったような一般の保育園と比べて、保育士の仕事としてはなにか違いがありますか?
保育園だと朝7時から児童を受け入れて、延長保育も含めると夜7時まで児童がいました。なので、朝からずっとたくさんの子どもたちを見ています。SOU FIRSTだと少人数でカリキュラムに取り組めるので、手厚くサポートができると感じています。
何人くらいの児童に対して、スタッフは何人くらいいるんですか?
1日に平均10名強を受け入れます。例えば朝から来る児童が5名、午後に幼稚園や保育園が終わってから来る児童が6名とか。だいたい5人ずつのグループに分けて、それぞれスタッフ2〜3名がついて課題に取り組んでいます。
リーダー選考では点数が低くて落選。でも選考後に社長から抜擢されてリーダー研修生に
大嶺さんは保育士であると同時に現場リーダーですよね。ライフデザインでは2024年夏にリーダー選考があって、それにチャレンジされたわけですよね。
そうなんですけど、実はその前から現場リーダーでした。2024年4月に社員になってすぐに児童発達支援管理責任者の方から声をかけていただきました。興味があったので「じゃあやらせていただきます」って、しれっとリーダーやってたので、社長とか知らなかったんじゃないかな(笑)
実はリーダー選考の前からリーダーだったんですね!では、リーダー選考は改めて受けたということですか?
リーダー選考の時点でリーダーだった人は必ず選考に応募してねって感じで、それプラス新しくチャレンジしたい職員さんが参加しました。でも全然強制というわけではなくて、選考前からリーダーだったメンバーも前向きにやりたいと思って参加していました。私も現場リーダーの仕事が楽しかったし、自分自身の成長につながるかなと思って参加しました。
リーダー選考はいかがでしたか?
落ちました!各選考で評価ポイントが決まっていてポイント制なんですけど、だいぶ点数低くて(笑)
どんなところが低いという評価を受けてしまったんですか?
都度フィードバックをもらえるのですが、特に問題分析能力と言語化能力が低かったです。発表とか苦手なので。
やっぱり低い点数をとると悔しかった?
あとあと自分の点数を見ると「低いな」とは思いますが、そのときは全然気にしていませんでした。闘争心のなさは見透かされてたのかな。
リーダー選考に参加しているとき、選考そのものはどう感じていました?
楽しかったです。みんなで集まって話し合って、和気あいあいと楽しみながら。でもダメだったときは悔しくて「もうちょっとがんばろ!」みたいなところが楽しかったです。
ただ、一度選考で落選した後に改めてリーダー研修生に抜擢されましたよね。それはどうしてだと思っていますか?
社長の南さんからお話をいただいて「ぜひやらせていただきたいです」と答えました。私は頭がいい方でも仕事ができる方でもないんですけど、行動力やチャレンジ精神を買っていただいたのかなと思います。ハロウィンのイベントなど「これやりたいです」というのを提案したり、ちょこちょこ手を上げていたら目を付けられ・・・付けていただいたのかなと(笑)
現場での企画力と実行力を評価してもらった、ということですね。
でも、南さんからの電話を切ったあとはすごく後悔しました。ほかのリーダー研修生はリーダー選考ですごく輝いていた方たちで、すごく仕事ができる方たちだったので「何枠なんだ、自分は」と思いました。すごくドキドキしながら最初の集まりに行ったのを覚えています。
大嶺さんがおっしゃっている「仕事ができる人」というのは、ライフデザインではどんな人なんでしょうか?
リーダー選考ではいろいろ考察して、話し合いながら意見をまとめて、それを発表するという過程がありました。その中で、問題分析がすごく上手だったり、言語化が得意だったり、資料作成や発表がすごくうまかったり、それぞれの分野ですごく尖った方たちです。
ドキドキして参加した最初の集まりはいかがでしたか?
仲間に入れていただいて、楽しく参加できました!
土曜営業開始、きめ細かな追加利用の声掛けで売上35%アップ
今、リーダー研修生としてはどんなお仕事をしていますか?
私はおもにイベント企画をしています。3月には卒業する子どもたちがいるので、ちょっとしたお祝いみたいなプチイベントができたらいいなと思って準備しています。あとは入社式の準備を、社長の南さんと一緒にやっています。
入社式ってどんなことをするんですか?
少し前に中途採用の入社式があったんですが、そこでは南さんと一緒に会社のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)についての説明やライフデザインの説明、あとは「私から見た南徹とは」とかのちょっとした茶番もやりました!4月の入社式はまだ内容は固まっていませんが、もっと盛大になると思います。
保育士の業務に加えてそういったリーダー研修生としてのお仕事もしながら、2024年MVPをとったわけですね。
最初にも言いましたが、この賞をいただいた後は「なんで自分なんだ?」ってすごく悩みました。最近になって腑に落ちたのは、私が「みんなが目標にできそうな人」だからかなということです。パートから始めて2年目で現場リーダーになって、でもリーダー選考で落ちて、そこから行動力を認めてもらってリーダー研修生に入れていただきました。ほかの優秀なリーダー研修生に比べると、私は能力的にはスタンダードな社員なのかなと思います。それでも「誰でもやる気があればできるんだ」という、いわゆる普通の社員のモデル的な位置づけなのかなと。
普通の社員と言いますが、1年で事業所の売上を35%もアップしたと聞きました。
それは私だけの力ではなく、周りのスタッフが協力してくれたからです。
どうやって35%アップを実現したんですか?
土曜日の営業を始めたことが一番大きいと思います。それから追加利用のご案内を積極的に始めました。それまでもお休みされたら振替の案内はしていましたが、それだけでした。保護者対応も電話だけでなくLINEも始めて保護者と連携を取りやすくして、「こんな課題をやりますよ」「これやるので来てみませんか」と声をかけやすくしました。最初は保護者の方からのお返事もあまりなかったんですが、こまめな連絡を習慣にするうちに「利用したいです」ってお返事をいただけるようになりました。信頼関係ができたってことかな。本当に地道な方法なんですけど。
きめ細かい努力をされたんですね。
売上に関しては、児童が利用できる支給日数が決まっている中で、何日申し込んでいるか、あと何日分追加できるかを毎月把握するようにしました。月末には「あと●日追加できますが、この日どうですか」って声掛けして。なかなか予定を立てづらい保護者の方には直前に「明日空いてるんですけど」って連絡したり、保護者に合わせて対応の仕方も工夫しました。
土曜営業やLINE対応を始めるとスタッフは負担が増えると思いますが、反発はありませんでしたか?
土曜営業を始めたときは、正直、私も怖かったです。それまで土日休みだったのでどういう反応するかなって思っていましたが、案外「平日休めたら用事をかたづけられてラッキー」みたいな感じで。本当にみんなのおかげだと思います。
営利企業だとある意味当たり前にやることだと思いますが、最初に少しお話があったように福祉ではボランティア精神を重視する企業も多い中、そういった取り組みをすることについてどう考えていますか。
確かに私たちがやっていることは利益につながってはいくんですけど、子どもたちのためにもなっています。追加利用は子どもたちの療育に必ずプラスになりますから。利益追求についても、ボランティア精神だけではやっぱり限界があると思っています。子どもたちにおもちゃも買ってあげられない、職員の給料も上がらない、働き方も全然変わらない。なにを実現するにもお金は必要なので、利益追求も大事だと思います。
ライフデザインはがんばれば評価してもらえる会社、変化を楽しめる人にとって面白い会社
ライフデザインでこれからやってみたいことはありますか?
どんどんいろんな事業が増えていて、新しい事業所にも興味があるので、私もそこについていってみたいなと思っています。どこまで自分が力になれるのかわからないんですけど、事業が拡大する過程を見てみたい。
大嶺さんはご自身を「飛び抜けているわけじゃない一般社員ががんばっている」と評されていますが、ライフデザインに向いているのはどんな人だと思いますか?
ライフデザインにはポテンシャルが高いスタッフがたくさんいて、私も人に恵まれていると思っていますが、飛び抜けていなくてもがんばれば評価してもらえる会社です。どんどん新しいことにチャレンジして変化していく会社なので、それを楽しめる人は面白く感じるのかなと思います。逆にその変化が怖い人はびっくりしちゃうかも。社長の南さんがポンポンポンって上がって行っちゃうので。
そんなに変化は激しいですか?
あ、ここに事業所出すんだ、ここにも?気づいたらもっとある、あーーーいっぱいある。そんな感じでかなりスピード感があります。
そんなアグレッシブな上層部に期待することはありますか?
期待するというか、すごく働きやすい環境でチャンスもいただいて夢を見させていただいているので、これからもいろんなことに変化していく会社に自分もついていけるようになりたいと思っています。がんばります。
ライフデザインで働こうかなと思っている人にメッセージをお願いします。
ちょっとでも興味があったらぜひチャレンジしてください!一緒に楽しく仕事しましょう!!