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全国に広げるのが目標です

2024年・中途入社
大和一也

児童福祉事業部に所属。児童発達支援SOU FIRST牧港で児童発達支援管理責任者として活躍中。

高齢者介護、児童福祉など福祉業界歴16年。2024年にX(旧Twitter)で見たライフデザイン社長の投稿をきっかけにライフデザインに強い興味を持ち、関西から沖縄県に移住して入社。長年の経験を活かして内部監査の実施など事業拡大に向けた体制整備に取り組んでいる。

高齢者・成人・児童 幅広い年代の支援を経験

大和さんは関西から沖縄に移住してライフデザインに入社されたそうですね。

はい、X(旧Twitter)で社長の投稿を見たのがきっかけです。「福祉のスタンダードを変革する」というビジョンが、長年僕が思い描いてきた福祉の在り方そのもので、自分もこの考え方を広めたいと思いました。

福祉業界への強い想いを感じますが、そもそもどうして福祉の仕事を始めたのですか?

最初に関わったのは高齢者介護でした。実は中学生のときの職業体験で、高齢者の施設に行ったのがきっかけです。職業体験の第1希望は保育園だったんですけど、たまたま高齢者施設に行くことになったんですが、そのときの経験から「福祉やってみようかな」と思ったのが始まりですね。専門学校を卒業した後、しばらく美容師をしていたんですが、美容師をやめて「次に何をやろうか」と考えたときにふと頭に浮かんだのが高齢者介護でした。

それからずっと福祉業界に?

高齢者介護を7~8年、成人を対象とした就労支援で2~3年、児童福祉に携わって7年目くらいです。

福祉の中でも様々な年代を対象とした事業に関わっていらっしゃいますが、
ご自身で選択されてきたのですか?

そうですね、どんどん若い世代へ移っていったというか(笑)。特別養護老人ホームでは「最期の生活」を支える仕事が中心でした。高齢者の方々を見ているうちに「もっと未来に向けた支援がしたいな」と思って、次に選んだのが成人を対象とした就労支援です。そこで「働く」という目標がある利用者様たちを支援するうちに、「もっと子どもの頃から手厚い支援があれば、本人もご家族も楽になるのかな」と考えるようになり、児童の分野に移りました。

高齢者・成人・児童と年齢層が異なる現場を経験されてきたわけですが、支援をする側の視点からはどのような点で違いを感じますか?

高齢者介護では、できることを維持して、最期まで支え合いながら過ごすためのサポートをするのが僕たちの役割です。就労支援は、利用者様が将来的に自立や就職を目指すためのサポートが中心。児童は本当にこれから先が長いので「未来」を育む感覚が強いですね。そこが一番の違いかなと思います。

長く続けてこられたということは、やはり福祉の仕事に向いていらっしゃった?

誰かの役に立ちたいと思って始めた仕事でしたが、本当に役に立っているのかどうかは自分ではよくわかりません。でも、ダイレクトに「ありがとう」と言ってもらえる仕事なので、僕の中ではやりがいがあります。

「ここで働きたい」Xで知ったライフデザインに共感して沖縄移住

話を戻しましょう。ライフデザインを最初に知ったのはXの投稿でしたね。

社長の南さんがXをやっていて、それをたまたま見たのがきっかけです。南さんの見た目がこう・・・柄が悪そうというか(笑)この見た目で福祉!?この人が真面目に福祉をやってるってどんな会社だろう?という好奇心で検索してみました。それでコーポレートサイトを見てみたら、まずデザインがすごくかっこいい。「何の会社かな?」って思うくらい福祉っぽくない。僕は、ずっと前から「福祉=暗い」「福祉=汚い」といった古いイメージを変えたいという気持ちを持っていたんですが、ライフデザインはそういうイメージを打ち破ろうとしている会社なんだと感じました。とはいえ、福祉っぽさをなくせばいいわけではなく、しっかりと中身が伴っていないと意味がないとも思っていました。その点、ライフデザインは「見た目はかっこよく、でも中身はしっかり福祉」なのかなと感じて、興味を持ちました。

福祉の古いイメージを変えたかったということですが、具体的にはどんなことを考えていたのですか?

福祉ってアナログなところが多いんです。例えば行政に提出しなければならない書類がたくさんあるんですが、パソコンで作成すればいいものもなぜか手書きだったり、日報なんかもやっぱり手書き。効率化できることもあるはずなのに新しい方法を取り入れようとせず、事業所によっては整理整頓や掃除すら行き届いていないこともありました。人手不足だから仕方ないと思っているんだと思いますが、やり方はあるはずなんです。それなのに工夫しないし、「こうしませんか」と提案したら敬遠されるような環境がありました。

そんな気持ちを抱いているときにライフデザインを知ったわけですね。

はい。すごく共感して、思わずXで南さんにDMを送りました(笑)そのときは関西に住んでいたのですが、ライフデザインが沖縄を拠点にしていると知って「関西にも出店すればいいのに」って思ったんです。それで「全部自分で用意するんで、ぜひ一緒にやりませんか」みたいなDMを送りました(笑)そのDMをきっかけに何度か南さんたちと話しているうちに「じゃあ、いっそのこと沖縄に来ませんか」という話になって。それで思い切って移住を決めました。

沖縄への移住は大きな決断だと思いますが、そこまで突き動かされた一番の理由は何ですか?

直感的に「ここで働きたい」と思ったからです。社長や役員の前山さんの考え方が自分の感覚とすごく合っていて。「自分が力になれることはないかな」と考えるうちに「やるなら徹底して向き合おう」と思うようになり、「そしたら沖縄に行くしかないよな」という流れになりました。

「見た目はかっこよく、でも中身はしっかり福祉」な会社だと実感

ライフデザイン入社後は児童発達支援管理責任者(以下、児発管)を務めていらっしゃるそうですね。具体的にはどんなお仕事をしていますか?

児発管としては、主に保護者の方とのモニタリングや児童の個別支援計画作成などをしています。それから職員の指導や療育の進捗を確認して、「もっとこうしたらいいよね」「こういう方法で子どもたちにアプローチしていこう」といった調整が中心です。

1日の流れを教えてください。

8:30に出社して児童がいない午前中はモニタリングや個別支援計画の作成、児童が来る午後は状況によって療育の確認や補助をしつつモニタリングや事務作業も行います。

8:30

始業、事務作業

9:00

朝礼

10:00

モニタリングや支援計画の立案

11:30

休憩

12:30

療育補助・確認、もしくはモニタリング

15:00

支援計画立案、事務作業

16:00

事務作業 清掃

17:30

業務終了

実際に入社してみて、期待通りだった点やギャップを感じた点はありますか。

期待通りだったのは、本当に「見た目はかっこよく、でも中身はしっかり福祉」な会社だとわかったことです。デザイン先行の福祉の会社って全国には結構あって、でも「蓋を開けたら全然中身ないやん」という会社は多いんです。ライフデザインも入社前にいろいろ話を聞いてはいたものの「実際どうなんだろう」と思っていましたが、ちゃんと実務を大切にしている会社でした。職員の方も、本当に真面目に福祉に向き合っています。「一緒に福祉を変えたい」と思っている人が多くて、思っていたよりもずっと福祉っぽい会社だなと感じています。
ギャップとしては、まだまだ組織や仕組みが整備されていない部分があるなということ。事業がどんどん拡大している途中で、書類の管理体制などが事業所ごとでバラつきがあるとか、基盤が弱いなと感じるところがありました。

入社まもなく一人で
内部監査を実践

基盤が弱いというと?

例えば、事業所の運営に必要な書類がいろいろあるんですが、その管理ができている事業所もあればできていない事業所もありました。管理のやり方が統一されていなかったんですが、そういったところで差がでるのはやっぱり良くありませんよね。スタッフにやりがいを持って働いてもらいたいので、管理面で不安を感じるような状況をなくすことも大事かなと思います。

その状況を見て具体的に行動を起こされたんですね。

少しがんばればもっといい環境にできるかなと思ったので。みんなが「そんなことやらなくていい」とか「そんなの目指してない」とか思っていたら僕もやらなかったかもしれません。でもライフデザインのスタッフは「会社をもっとよくしたい」「もっといい支援を届けたい」という気持ちが強かったので内部監査を提案しました。

内部監査ですか。

児童福祉の事業所が10事業所以上あるんですが、どの事業所も「できている部分」と「できていない部分」がまちまちでした。例えば使っている書類のフォーマットが違っていたり、必要な手続きをそれぞれ別のやり方で進めていたり。そうなると職員が異動したときに混乱が起きますし、運営上のリスクも大きいですから。まずは内部監査で実態を把握しました。今はフォーマットの統一はもうできていて、管理状況を確認するためにときどきまた監査に行こうかなと思っているところです。

早速成果につながっていますね。とはいえ、入社まもない新人からの提案だと抵抗はなかったのでしょうか?

会社としても「一度きちんと見直したい」気持ちはあったようで役員の方たちからは賛成していただき、一人で全事業所を回って監査をしました。現場のスタッフの中には最初は「いきなり入ってきた人が何を…」みたいな空気もあったかもしれないですけど(笑)、終わってみたら「整理してもらってよかったです」っていう声ももらえました。

それだけ大変なことを入社間もない時期に任せてもらえるのは、ある意味すごいことですよね。

そう思います。ライフデザインでは「やりたい」と言ってダメだと言われることはあまりないですね。もちろん、まったく的外れな提案であればダメだと言われると思いますし、コストの精査なども必要ですが、提案を聞いてくれないということはありません。必要だと思えばすぐ「やってみたら?」となるので、社内にチャンスはごろごろ転がっているんじゃないかなと思います。

支援の「研究室」や運営の仕組みの整備にさらにチャレンジしたい

やりたいことがあれば手を挙げることができる環境なのは、とてもやりがいがありますね。大和さん自身、今後さらに取り組んでみたいことはありますか。

「研究室」を立ち上げたいと思っています。支援方法や療育プログラムについて「こういう個性の人にこんなアプローチをしたら、こういう成果があった」というのをちゃんとまとめるような場所です。それを社内で共有したら、「じゃあこれは改善した方がいい」「ここは削ってもいいかも」ってできるかなと。

会社全体の支援の底上げにもつながりそうですね。

もうひとつ、運営の仕組みをもっと整えたいとも思っています。誰がやっても安心・安全に運営できる体制を整えたい。もちろん、それでも個人差は出るんですけど、ベースは整えておいて損はないかな。これからもっと事業所の新規立ち上げが増える中で、アレがない、コレがないってなるとやっぱりたいへんです。最初から必要なものを整備して「これだけあればスムーズに立ち上げられる」という状態にしておけば、働く側も利用する側も安心ですよね。そこを仕組み化して、みんなが運営しやすいようにしたいです。

スタッフ全体にも目を配っていることが伝わってきます。

若いスタッフが多いのでがんばってほしいと思っています。実はスタッフの育成の仕組みづくりにも携わっていて、「療育スペシャリスト検定」という社内資格制度の制定の責任者としてやらせてもらっています。

仕事内容がもう児発管の領域にとどまっていませんよね。児発管の仕事をしながら内部監査や育成の仕組みづくりにも取り組むのはたいへんではありませんか?

僕自身は残業はほとんどありません。長年、サービス管理責任者や児発管をやってきて慣れているので、むしろ幅広い仕事ができて楽しいです。

ライフデザインは間違いなく全国で通用する

移住という観点でお聞きしたいのですが、関西から沖縄への転職だと、正直お給料が下がったりはしませんでしたか?

僕は上がりました(笑)沖縄は給与水準が低いといわれますがライフデザインの給与水準は高いので、どこから転職してきても心配ないと思います。

文化的にはいかがでしょうか?

沖縄の人は時間にルーズみたいな話がありますが、僕の周りではそんなことはまったくありません。渋滞はイヤですけど、そのほかはのんびり過ごしています。

ライフデザインは全国展開も視野に入れていますが、関西出身の大和さんから見て、ライフデザインは関西に進出してもやっていけると思いますか?

やっていけます。運営の体制は少し変えなくてはいけないかもしれませんが、やっていること自体は間違いなく全国で通用します。全国展開できる機能、体制を整えることが一番の課題かなと思います。

全国に目を向けると、ライフデザインのような福祉の会社もたくさんあると思います。

最初にも少し言いましたが、デザイン先行の会社はたくさんありますが、その多くが中身が追いついていません。僕もそういう会社で働いていたこともあるんですが、例えば運動療育をすごくやっているんだけど、その運動にエビデンスがない。どんな目的で何の意味があってやっているのかわからないので、スタッフもモチベーションが上がらないし、それを保護者も感じ取ってしまう。そんな会社が多くて、ライフデザインのような会社はやはりめずらしいと思います。

だとすると、ライフデザインのスタッフはモチベーションが高いのでしょうか?

高いモチベーションを持った人が多いです。20代が多く、どんどん上を目指したいと考えているスタッフがたくさんいます。

大和さんから見て、どんな人がライフデザインに向いていると思いますか?

やっぱり「福祉のスタンダードを変革する」というビジョンに共感する人です。現状維持でいいと思うタイプの人には正直向いていなくて、いろいろなことにチャレンジしたい、なにかを変えてみたいと思っている人にとってすごく働きやすい会社だと思います。

ライフデザインを世の中に広めることが一番の目標

ライフデザインのキャリアパスには管理職を目指すコースと現場でスペシャリストを目指すコースがありますが、大和さんはどちらを目指したいと考えていますか?

どちらかというと管理職コースです。療育の専門家として僕より優秀な人って社内にたくさんいると思うんです。僕はもうずっと児発管とかサビ管とかをやってきて、今は「仕組みを作る側」にまわりたい気持ちが強くなっています。

管理職を目指したい大和さんから見て、経営陣に期待することはありますか?

今はどうしても現場に近い仕事も経営層の人たちがやっている部分があります。それだと経営者本来の動きができないと思うので、もっと人材を育成してほしい。そして経営層の人たちには経営に専念してほしいですね。会社や福祉業界をよりよくしていくために何をしたらいいのかを、もっと考えてもらえたら嬉しいです。

大和さんの今後の目標や夢について、改めて聞かせてください。

今はとにかくライフデザインを世の中に広めたいというのが第一です。福祉のイメージを変えたいし、そのために書類の整備とか仕組みの構築がすごく大事。そうやって「この会社はデザインだけじゃなくて、中身もある」という状態で全国に展開したら絶対面白いと思うんです。「福祉=古臭い」みたいな固定観念をなくしたいし、ちゃんと専門性を追求している会社だってことを世の中に示したいです。

これからライフデザインへの入社を考えている方にメッセージをお願いします。

「やってみたいな」と少しでも思うなら、迷わずやってみたらいいじゃん!と思います。やってみないとわからないことってたくさんあるので、だったら勇気をもって踏み込んでみて、その挑戦を楽しんでもらえたら嬉しいです。入る前に悩んで無駄な時間を過ごすより、まずは飛び込んできてほしいです!