ミッション・ビジョン・バリュー
ライフデザインの軸となるミッション・ビジョン・バリュー。それぞれに対する会社としての考えと、スタッフの声をお伝えします。
ミッション(MISSION)
すべての人の可能性に光を当てる
ミッションにかける想い
福祉分野は「支援する側」「支援される側」という二分的な見方で語られがちですが、私たちはその境界を超え、あらゆる人が持つ価値や強みに目を向けます。
誰もが自らの人生を主体的にデザインできる社会を目指し、福祉の力を活用して誰一人として取り残されない環境を育むこと。それがこのミッションに込めた想いです。
スタッフの声
「利用者様が新しいことに挑戦し、その成長を一緒に喜べる瞬間に、『可能性に光を当てる』という言葉が日々の行動指針になっていると感じます。こうした流れが今後の業界スタンダードになれば、福祉はもっと魅力的なフィールドになると思います。」
「個々の特性やペースに寄り添いながら、少しずつ自信を取り戻す利用者様の姿を見たとき、このミッションが現場で息づいていると思います。」
ビジョン(VISION)
福祉のスタンダードを変革する
ビジョンにかける想い
福祉の現場は、低賃金や長時間労働、研修・教育不足など、長年「福祉だから仕方ない」とされてきた課題を抱えています。その結果、「福祉=大変で報われない」という固定観念が根強く残り、さらには「福祉はダサい」というイメージが、若い人材や多様な人材を遠ざける一因にもなってきました。
私たちは、こうした現状を改善し、福祉業界に新たな「当たり前」を打ち立てたいと考えています。そのために、まずは支援者が安心して働ける環境づくりに注力しました。金銭的、肉体的、精神的な充足が良い支援を支える基礎であると捉え、給与水準やライフワークバランス重視の働き方など待遇改善から着手しました。並行して、質の高い研修制度と体系的な人材育成、人事評価制度を整え、スタッフ一人ひとりが自分の力を最大限に発揮できる状態を目指しています。
また、見た目や空間の印象といったクリエイティブ要素の改善にも積極的に取り組みました。アーティストやクリエイターとのコラボを通じて、施設のデザインやユニフォーム、パンフレットなど情報発信の在り方を再構築し、「福祉=地味で魅力に乏しい」というイメージを払拭することに努めています。こうした多面的なアプローチによって、人材が集まり、刺激を受け合い、成長を重ねる好循環を生み出すことが可能になります。
その結果、利用者にとって「ここなら自分らしく生きられる」と感じられる支援が実現し、福祉という領域がより多くの人々にとって希望と活力に満ちたフィールドへと変わり始めます。これが私たちの掲げる「福祉のスタンダードを変革する」というビジョンの核心です。
具体的な目標
2030年までの中期経営計画
- 売上目標30億円
- 直営70事業所
- 営業利益率35%
これらの数値目標は、安定した経営基盤を築き、持続可能な形でスタッフへの再投資や新たなサービス開発を行うための指標です。収益を健全に確保することで、教育・設備・待遇を強化し、組織全体として成長を加速させていきます。
スタッフの声
「入社後すぐに整った研修と明確なキャリアパスが示され、個人の成長が会社や利用者様への貢献につながっていると感じます。こうした流れが今後の業界スタンダードになれば、福祉はもっと魅力的なフィールドになるでしょう。」
「職場には前向きなアイデアや挑戦が歓迎される空気があり、自分の意見を発信し、活かせる場が整っています。結果的にスタッフ全員が生き生きと働き、利用者様へのサービスも日々進化していると実感しています。」
バリュー(VALUE)
バリューの意味
1.すべての人を大切にする
スタッフ、利用者、関係先など関わるすべての人を大切に、敬意を持って接します。人を愛し大切にすることはライフデザインで最も重要視している価値観です。
2.スピード重視、即レス文化
常に最善の結果に向かって行動するため、手元にタスクを溜めず、スピード重視で業務に当たります。仕事の流れを止めないように社内外問わず即レスを徹底、誰もが常に次の仕事に向かえる余裕をつくります。
3.気持ちの良い挨拶
人と人の連携が欠かせない福祉サービスでは、お互いを思いやる姿勢が大切です。そのために、社内外問わず常に明るく気持ちの良い挨拶をし、コミュニケーションの円滑化に努めます。
4.カッコいいにこだわる
見た目も内面も、カッコいいにこだわります。自分が今やっていることはカッコいいかを常に自問し、ひとつひとつの行動、発言に至るまでライフデザインのスタッフとしてふさわしくあるよう努めます。
5.革新的技術を活用する
新しいツールや変化にポジティブに向き合い、ITツールの活用やDX化、AIの活用など積極的に取り組みます。
6.自ら学び、行動する
福祉のプロとして自ら積極的に新しい知見を身につけ、怯むことなく一歩先の福祉に挑戦します。
7.感謝と幸せの輪を広げる
利用者の声に常に耳を傾けニーズや期待に応えるサービスを提供します。関わる全ての人に感謝の気持ちを持って接し、その気持を言葉にして伝えることで地域社会によい循環をつくります。
8.顧客ファーストで動く
常に利用者や顧客の視点を最優先に考え、求められる価値を最適な形で提供します。
9.変化を恐れず挑戦する
時代や世の中の変化に積極的に対応し、その経験から学ぶことで自らを成長させる。そして受け身ではなく、変化を創り出す側へとシフトし、福祉のアップデートに貢献します。
10.セカンドペンギン
誰かが最初の一歩を踏み出したら、その動きをフォローし、勇気をもって次の行動に踏み出せる人材を尊ぶ。
これにより、連鎖的な行動変化と成長のサイクルを生み出します。
【バリューに込めた想い】
“すぐやる”と“支え合う”で、新たな常識をデザインする
私たちは、利用者や関係者の皆様、そして一緒に働く仲間を大切にし、日常にある「おはよう」「ありがとう」といった当たり前の挨拶や声掛けを大切にしています。こうした小さなコミュニケーションの積み重ねが、信頼と温かさを生み出すと信じているからです。
また、気づいたことや困りごとには素早く対応し、チャットツールなどを駆使してできるだけ早く返事をする「スピード重視・即レス文化」を心がけることで、皆が安心して前に進める環境を整えています。
変化の激しい時代、新しいアイデアやテクノロジーに挑戦することは、私たちが一歩先へ進むために欠かせません。誰かが最初の一歩(ファーストペンギン)を踏み出したら、その勇気を次へとつなぎ、フォローするセカンドペンギンもいる。そんな「ひとりが前に進めば、みんなで前に進む」流れを大切にし、全員が挑戦しやすい空気を育んでいます。
このように、信頼や思いやり、素早い対応、そして互いの挑戦を支える文化が根づくことで、一人ひとりが自分らしく輝くことができ、利用者の方々にも「ここならもっと前向きに生きられる」と感じていただける環境が生まれます。私たちは、日常の中で互いを支え合い、学び合い、チャレンジし合うことで、新しい常識や価値観を一緒に創り上げていきたいと考えています。
スタッフの声
「新しく導入したリハビリ機器の使い方を利用者さんにわかりやすく説明するため、すぐにマニュアルを整備して共有しました。『スピード重視・即レス文化』のおかげで、現場が動きやすくなり、利用者さんも安心して挑戦できています。」
「新人スタッフが新しいアイデアを提案してくれたとき、私は『セカンドペンギン』として彼女の背中を押す役割を意識しました。おかげで、そのアイデアは事業所全体に広がって、より効率的な運営が実現しました。」
「利用者さんから『ありがとう』と言われたとき、それは私だけでなくチーム全体が『すべての人を大切にする』姿勢で取り組んだ結果だと思います。一人で抱えず、みんなでフォローし合える環境があるからこそ、この言葉が響くんだと感じました。」
「テクノロジー活用のために新しいシステムを導入したとき、『革新的技術を活用する』という価値観を活かして、スタッフ全員で使い方を学び合いました。初めてのツールだったので戸惑いもありましたが、誰もが『変化を恐れず挑戦する』マインドを持っていたおかげで、驚くほどスムーズに定着したんです。」
「朝、すれ違うスタッフがいつも気持ちの良い挨拶をしてくれるので、それがその日のやる気スイッチになります。小さなことだけど、この『気持ちの良い挨拶』が積み重なると、職場全体が前向きな雰囲気に包まれます。」
「目標達成に向けて自ら勉強会を開き、学んだことをすぐ実務に活かしました。『自ら学び、行動する』風土があるので、提案してすぐに参加希望者が集まり、より良い支援方法をみんなで共有できています。」
「利用者さんのニーズが変化したとき、すぐに対応できたのは『顧客ファーストで動く』という考えが浸透していたからだと思います。皆がその利用者さんの状況を最優先に捉え、翌日には改善策を試せました。」
「先輩が『この方法を試したら上手くいったよ』と教えてくれたので、私もそれを発展させて別の場面で活用しました。そのとき私は『セカンドペンギン』として行動し、新しい成果が生まれたんです。その流れを見た別の同僚が、また別の改善策を提案してくれて…まさに連鎖的な成長のサイクルが生まれています。」